こんにちは、トーリンホームです。
家づくりをする時に、慎重にプランを決めたいのが
キッチンやトイレなど「毎日使う場所」。
もし、住み始めてから気になる部分が見つかると
日々のことだけに、小さなストレスの積み重ねになってしまいます。
そんなことにならないよう、プランを決める際
特に気を付けていただきたいポイントを毎月お伝えします。
初回は「後悔しないキッチン」。
間取りや収納の場所・容量、シンクの素材、窓の有無など
考え方のポイントを分かりやすく解説します。
◆キッチンの間取りプラン
間取りには、リビングダイニングと同じ空間にある「オープンキッチン」、他の部屋と分かれた「独立キッチン」、壁などで一部が仕切られている「セミオープンキッチン」があります。
各間取りの詳細な形状やタイプについては、下記リンクを御覧ください。
お家のアイデア集【キッチン・前編】
https://www.torinhome.com/blog/blog-5-e2e7d4
お家のアイデア集【キッチン・後編】
https://www.torinhome.com/blog/blog-5-d1e7fe
◆キッチン内のサイズ
日常的にキッチン内で作業をする人に合わせた高さや幅などを考えます。
シンクとコンロの間の距離や、作業台の奥行き、全体の高さなどは
キッチンメーカーのシステムキッチンであっても変更できる場合はほとんどです。
左右のどちらにシンクを置くかも、大切なポイントになります。
また、使う予定の家電などもイメージし、コンセントの位置や数も考えましょう。
ちなみに、キッチンの高さは「身長÷2+5cm」が最適とされますが
普段履いているスリッパの高さなども加味したいところですし
人によって作業しやすい高さは異なります。
ショールームや展示場などで、普段の作業をイメージしながら動いてみて
最適だと思えるサイズを決めると良いでしょう。
◆カウンターやシンクなどの素材選び
作業や手入れのしやすさを考慮した素材選びがおすすめです。
パンづくりなどが趣味の方は、人工大理石を選ぶと天板の上で直に作業ができますよ。
ステンレス
カウンターやシンクの定番素材。水や熱に強く手入れも簡単。
人工大理石
耐久性・耐熱性が高く、天板とシンクを一体化するとおしゃれで清掃も楽。
各メーカーとも、カラーや柄のバリエーションが多い。
セラミック
焼き物特有の高級感がある質感と耐久性が特徴。
ほかの材質よりも採用した時のコストは高くなる。
メラミン化粧板
色柄が豊富でキャビネット類も同じ材質にできるためデザイン性が高い。
天板には耐熱性、耐久性、防汚性の高い「高圧メラミン化粧板」が使われる。
◆使いやすいキッチン収納の考え方
まずは、キッチン家電を含む「キッチンの中に置くもの」をリスト化しましょう。
現在お住まいのお家に収納されているものをベースにリストへ記載し、数やサイズ(特に高さ)なども明確にしておくと良いです。
そうすると、スムーズに作業をするのに適したそれぞれの収納位置が見えてきます。
出し入れがしやすく、奥まで見渡せる奥行きにすると「しまいっぱなし」を減らすことができますよ。
また、棚は可動式にすることで、ライフスタイルに合わせて調節できるためおすすめです。
収納部分の扉も、オープン(扉を付けない)、引き戸・開き戸・引き出しタイプなどがありますので、収納するものに合わせて選ぶことが大切です。
いかがでしたか?
キッチンプランを立てる際には、リスト化やイメージ力が必須になる部分が多くなってきます。
デザインを重視して、いざ住んでみたら使いにくかった…ということがないよう、慎重に決めていきましょう。
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