スタッフブログ

こんにちは、トーリンホームです。
すっかり寒くなり、窓を開ける機会も減ってしまう季節ですね。
しかし、この時期に心配なインフルエンザや新型コロナウイルスを予防するためにも、定期的な換気を心がけたいところです。

そこで今回は、冬に効率的な換気をするためのポイントをお話したいと思います。

◆まずは24時間換気について正しく知る

2003年7月以降に建てられた住宅には「24時間換気システム」が付いています。
部屋の壁や天井にある換気口や、お風呂やトイレ、洗面所などの換気扇から部屋の中の汚れた空気が建物外へ排気され、建物の外から新しい空気を給気するシステムです。

正しく使用されていれば、約2時間で室内の空気を入れ替えることができますが、寒いからと換気口を閉じていたり、システムのスイッチが切れていたりすると、その効果は得られません。
まずは、これらのことをチェックしてみてください。

◆窓を開ける冬の換気で気をつけたいこと

寒い中、せっかく窓を開けるのであれば、最大の効果が出るよう換気の仕方をひと工夫してみましょう。

◎換気の際に気をつけたいポイント

・1時間に1回以上、5〜10分
・部屋の対角にある窓同士を開けると効率的
・風が入りにくい時は、風が入る方の窓を小さく・出る方の窓を大きく開ける
　　これは、風が小さい隙間から勢いよく入り、大きい隙間から出ていきやすい
という性質を使った方法です。
・窓がひとつしかない場合は、窓の方へ向けて扇風機を置く
　　強制的に部屋の空気を外へ逃がすことで、換気が促されます。
・窓がない部屋の場合は、ドアを開けて廊下に向けて扇風機を置く
　　上の「窓がひとつしかない場合」と同様の原理で空気を入れ替えます

◎冬の換気を上手にする方法

・暖房を入れ、部屋を暖かい状態にしてから換気をする
　　壁や床、天井を温めておくことで、換気をしても部屋の温度が下がりにくくなるため。
・あまりに寒いときは1時間に短い換気を2回
　　暖かい空気は冷たい方へ逃げるので、短時間でも必要量が入れ替わります。
・エアコンから離れた窓を開ける
　　エアコン近くの空気が冷えると、換気後にエアコンへの負荷が大きく
電気代も上がるため注意が必要です。

トーリンホームでは空調効率を下げない換気システムを標準設備としているため、上記の「窓を開ける換気法」をそこまで意識しなくても大丈夫です。
また、これから家づくりを始められる方は、ぜひ「空調効率を下げない換気システム」の搭載をご一考ください。

過去のブログに、トーリンホームがよくご提案する換気システムや、高気密住宅だからこそ気をつけたい換気のポイントが詳しくまとめてあります。

2021/07/31 「知って欲しい！換気のお話。」
https://www.torinhome.com/blog/slug-3fa7b3d0b7bf843725ca540eb297fe6d

↑こちらもぜひ参考にしてみてください！
 

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